【お金を愛しなさい】祖父を心から尊敬している理由

「祖父危篤」の急報

アメリカ時代に在住していた時代、

急に父親が真っ昼間に会社から帰ってきました。

 

「どうしたの?」

 

と家族中が突っ込むと、「父方の祖父が危篤」とのことでした。

 

当時はまだ17歳。

それまであまり人の「死」と言うのを実感したことがなく、

その時に初めて、身近に感じた瞬間でした。

 

日本から離れて、飛行機で13時間かかる場所に住んでいると、

なかなか気軽に里帰りしたり、会いに行けるものではありません。

父親は一時帰国し、家族はその間は家で留守番と言う状態に。

数日後、祖父はこの世を去りました。

 

 

太平洋戦争を経験して、

これまでの日本の成長を支えてきた方がまた1人、

戦争中の話を語れる人がまた1人、

そして自分の理解者でもあった人がまた1人、

 

亡くなってしまったことに対して、心に空白ができた気持ちでした。

 

ただ思い返すと、祖父から大切なことを繰り返し、繰り返し言われていたなと、

今と考えると思い出す限りです。

 

「お金を愛しなさい」

自分が小さい時、こんな発言をしたことがあります。

「なんでお金ってあるの?」

 

考えはシンプルでした。

大体世の中で起こる問題の多くはお金が発端。

 

お金で人々に格差が生まれて、不平不満が発生し、問題が生じる。

どうせなら、お金がなくなれば世の中の問題のほとんどが解決されると思ってました。

ただ祖父にその考えをぶつけると、祖父はしっかりとその考えに答えてくれました。

「お金を憎んではいけないよ、お金を愛しなさいと」

 

お金は人のありがとうの対価。

お金を頂き、富を作るのは素晴らしいと。

 

そして、貯めた富を世の中に対して、返還するのが大事。

正しい心と考えを持ち、社会に富を還元するような大人になって欲しい。。。

 

 

今考えると、そう言う思いを祖父は持って、自分に伝えてくれたのだと思います。

 

お金を憎んでいては、お金は手元に残らない。

そのお金があった上で、どうするか。

使い道は、世の中の為に使ってあげなさいと。

 

亡くなってから聞いたのですが、祖父は毎月振り込まれる所得の一部分を、

退職してからずっと、ユニセフに寄付していたとのこと。

(実際毎月2万寄付していたとのこと)

 

形は、大なり小なり、あると思いますが、

そんな祖父のあり方は素敵だと思いましたし、

祖父のお金に関する考えが少し分かった気がしました。

 

それから少しづつではありますが、

自分のお金に対する考えは変わりました。

 

お金は愛するもの。

憎んでは手元に残らないし、

得た富(お金)を、どう社会に返還できるかを考えようと。

 

この考えを教えてくれて、本当にありがとう。

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